京都上桂をベースとする共同体

2011/01/06

1/15のカフェ [ただ知りたいだけ「岸和田だんじり文化」]




先日Parasolに遊びに来てくれた有本さんという方に一日店長をお願いすることになりました。

ただ知りたいだけ「岸和田だんじり文化」

大阪の「岸和田」「だんじり」と聞いて、みなさんどのようなイメージをお持ちでしょうか。
だんじりの時期って、学校も仕事も休みになるってほんと?
ほんとに岸和田少年愚連隊みたいなしゃべり方?
ヤンキー??
私は行った事はないけれど、友達が岸和田出身って聞いた時に、「え、意外」と思う事があって、
ということは先入観を持ってたんだと気づきました。
先入観を持ってしまってたのは今更どうしようもないことだけど、その根拠や、ほんとのところは
どうなのか、いま、知りたいなと思っています。
今回のカフェは、そんな岸和田をもうちょっと知ってみようというテーマで開かれます。
どうぞ遊びに来てください。 (記:中島)

以下、一日店長の有本さんより。

==============================================
ただ知りたいだけ「岸和田だんじり文化」


大阪のディープサウス地方、岸和田にはやんちゃくれの
祭典「だんじり祭り」がある。

だんじり祭り従事者の祭りへの愛は濃い。
彼らの人生の背骨は祭りで、祭りのために生きている。

その祭りへの愛が、独特の文化を形作り、
さらに愛の濃さゆえに、それが可視化している。
例えば、街のレコード屋さんには、だんじりコーナーが常設されており、
だんじりロック(K-ROCK)、祭りのフィールドレコーディングのCDなどが
陳列され、独自の音楽シーンを形成している。

私は岸和田地方に生まれ、中学3年までは祭りに参加していた。
しかし、その後はついていけず、ドロップアウトした。
その後、地元とは疎遠になった。
私には祭りへの愛が決定的に不足していた。
同じ街に生まれ同時代を生きる人でも、
だんじり祭りについては、真に共有できなかった。
だんじりは近所の異文化だった。

今は京都に住み、外から地元を眺める機会が多くなった。
すると、外国人が日本文化に関心を示すように、
ユニークなだんじり文化が興味が沸いてきた。
理由はわからないけど、今はただ知りたいと思っている。

------

特異なだんじり文化にまつわる映像、音楽、関係者の証言をインプットに、
面白がったり、語らったり、考えたりしながら、
ユニークな岸和田だんじり文化をただ知るための、
気楽でフリースタイルなこじんまりとした会です。

どっぷりだんじり文化人の方、
だんじりについていけず疎開してきた方、
それ以外でも、だんじりに興味がある方の参加をお待ちしております。

No comments:

Post a Comment