2010/06/10
展覧会はじまって、まずまず。
今回の展示は、パラソルが無人で施錠してても見てもらえるようになっています。
ガラス扉はとてもピカピカ。
道ゆく人が写真の前でふと足をとめてくれることをイメージしているのだけど、実際のところ
近所の方々、通行人の方々にはまだ何のスペースか知られてないし、ちら見や、あることさえ気づいてなさそうにすっと通り過ぎる人の方が多い。
よかったら見ていってください、なんて声をかけたらそそくさと立ち去る人もいたりして、よそよそしい限り。
近くに交差点があるので、信号待ちの車がよくパラソルの前に停まる。車内から覗く人は結構多い。自分の車に乗ってる安心感があるのかも。
京都の人(って一括りには言えないけど)は縄張り意識が強いと思う。
新しいものが入ってきてもなかなかうけつけない。
ふうん、って感じで様子を見ている。
もちろん、足をとめて見てくれる人やいろいろ話をしてくれる人もいる。
綺麗な写真やねー、って言ってくれると結構嬉しい。
上桂は何十年か前までは田んぼと少しの家しかなかった。
国道が通って、田んぼは住宅地に変わり、道沿いには店やマンションもできたけれど、まだまだ昔からの地の人が多い、小さな町だ。
その小さな町の一角に、外国の風景がうつされた写真が沢山飾ってある青い壁の建物があるのって、なかなか素敵な光景だ。
だからなじむまで、のんびりやっていこうと思う。
やってみて初めてわかることって、ほんとたくさんある。
見逃していることもたくさんある。
たとえば、パラソルの外壁に呼び鈴がぶらさがっていたこととか。
押したら2階でピンポンってなった。
(記:中島)
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