2010/03/29
小鷹イベント報告
遅ればせながら、先日のイベントの様子です。
ちゃんとレポートしたいんだけど、ここのところ中島は半端ない酒量と用事で頭が回りません…。
小鷹さんと話していて印象に残った話をちょっとだけ。
1.
「美術ではないことで、おもしろいことはたくさんある。」
そういう話に影響受けて、私も前回の記事に銭湯なんか持ち出しちゃったりしたのだけど、確かに彼の映像作品は、私たちが生きている日常のなかで見過ごしがちな面白さをうまく取り出しているなと思う。
BABAISMは、小鷹さんのおばあさんのほんとになんでもない日常を撮った映像だ。
偉人や有名人じゃない普通の人のドキュメンタリー。
けれど、その小さな生活の様子から、彼女が生きている社会や時代、大きな「世界」が見えてくる。
2.
「アーティストがアートスペースをもつのは最近よくある話。そうでなく、普通の商店街に自分の場所を持ちたかった」
ということで、彼は東京で「こたか商店」というリサイクルショップを経営しているらしい。
商売でありながらも、商品は誰もが欲しがるようなモノじゃない。けど、商品の価値って、ほんとは欲しい人自身が決めるものだと思う。だからこの店は、顔の見えない「みんな」じゃなくて顔のある「誰か」にとって、宝の山なんだろう。
こたか商店ネットショップ
3.
「資本主義に否定的なアーティストは多いけれど、そうでなくてもいいのではないか」
というようなことも。
ちょうど、VOL 03「反資本主義/アーティスト」特集を読んでいたところで、ちょっとドキッとしてしまった。
うん、楽しかったなあ。
もうあれから2週間たちました。
そろそろ次のなにかの準備始めよっと。
(記:中島)
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