京都上桂をベースとする共同体

2010/08/16

Time Traveler × 5

**映像上映イベント、詳細決定しました!!**
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[日程] 8月22日(日)
[時間] 18時頃より21時まで。
[会場] Collective Parasolの1・2階
[入場料] お一人500円 ワンドリンク付き。

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どうぞお越し下さい!!




「映像を作る者は、一種のTime Travelerである。」


いったん出来上がった映像作品は、作家が意図する/しないところも含め、
それ独自の時間と質を持ち始めます。現在から自立し、存在を始めます。
映像作品を通して、作家は時間を旅し、作品は時間を旅し、見る人もその
旅を体験するのです。
今回の映像イベントでは、「時間」について明確な意識をもって制作して
いると思われる5人の映像作家を集めて、その「作品」と「語り」を上映
いたします。
京都では1日限りのイベントとなります。ぜひおいでください。
(by カトウ チカ)

企画(カトウチカ+永岡大輔)

<参加作家>

狩野 志歩
松本 力
永岡 大輔 
ポーワング  
カトウ チカ




<作家プロフィール>

狩野 志歩(かのう しほ Shiho Kano) 

武蔵野美術大学映像学科卒業

1996年より8mmや16mmフィルム、ビデオによる映像作品を制作し、国内外の映画祭などで上映。近年はビデオ・インスタレーションも手掛け、東京都写真美術館など美術館、ギャラリーでも作品を発表している。2010年2月は、ポートランド・インターナショナル・フィルムフェスティバル(アメリカ)、7−9月には「Sense of Realityー僕らの世界のつくり方ー」(市原市水と彫刻の丘)で発表。


松本 力 (まつもと ちから Chikara Matsumoto)

1991年 多摩美術大学美術学部グラフィックデザイン専攻卒業

ドローイングに透過光を加えたビデオ撮影のアニメーションの制作で、絵による映像表現を目指している。異ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多く、特に音楽家「オルガノラウンジ」や「VOQ」の本多裕史のライヴに参加し、映像と音楽の音像空間表現を行う。映像作品の国内外での展示や、手製映像装置「絵巻物マシーン」シリーズを用いたワークショップを商店街や病院、学校などで子どもたちと積極的に実施している。



永岡 大輔(ながおか だいすけ Daisuke Nagaoka)

2003年 MA in Fine Art .Winbledon School of Art

ロンドンで修士課程を修め、帰国。その後は世界各国で作品を制作、発表。bicameral worldなど映像イベントも企画。描いては消してを繰り返すことで産まれる映像。その結末は、常に作者の意図を越えていく。2010年10月30日国際アニメーションデー(京都日仏学館/http://ifjk.jp/events/custom/11)や12月22日より台湾のギャラリー就在藝術空間で発表予定。



ポー ワング
 (ぽー わんぐ Poh Wang)

東京をはじめ、オランダ、スコットランドなど世界各地で作品を制作、発表。社会に潜む「あたり前」に疑問を投げかけることをテーマにおかしみや悲哀に満ちたインスタレーションやビデオ作品を制作している。2010年8月−11月まで、神山アーティスト・イン・レジデンス(徳島)にて滞在。



カトウ チカ (かとう ちか Chika Kato) 

2002年 東京芸術大学美術学部絵画科卒業

映像や写真、そして「イメージを運ぶもの」を使い、空間にゆるやかな思考とイメージのネットワークを作って行く。この空間を訪れる者も、作品の要素となっていく。最近は、イメージの認識について、写真と映像を使って考えている。

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